翻訳と辞書
Words near each other
・ XP-48 (航空機)
・ XP-49 (航空機)
・ XP-50 (航空機)
・ XP-52 (航空機)
・ XP-54 (航空機)
・ XP-55 (航空機)
・ XP-56 (航空機)
・ XP-56 ブラックバレット
・ XP-57 (戦闘機)
・ XP-57 (航空機)
XP-58 (航空機)
・ XP-60 (航空機)
・ XP-62 (航空機)
・ XP-67 (航空機)
・ XP-69 (航空機)
・ XP-7 (航空機)
・ XP-71 (航空機)
・ XP-72 (航空機)
・ XP-77 (航空機)
・ XP-79 (航空機)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

XP-58 (航空機) : ウィキペディア日本語版
XP-58 (航空機)[えっくすぴー58]

XP-58アメリカ陸軍航空軍向けに開発されていた双発戦闘機。ロッキード社の開発であり、P-38の発展型である。1944年に初飛行したが、開発中止となった。
== 概要 ==
アメリカ陸軍航空隊1940年4月20日にロッキード社に対し、P-38発展型の長距離戦闘機の開発を発注した。単座機案と複座機案が検討されたが、複座機案が開発されることとなり、XP-58の名称が与えられた。
当初案では、エンジンの換装・強化のほか、胴体後部に銃手席および銃塔を設けるというものであり、基本スタイルこそP-38を踏襲するものの、胴体部の変更、エンジンナセルの拡大、主翼も拡大されるなど大幅な変更が図られていた。エンジンは当初、液冷エンジン搭載を検討したが、実用化に問題が生じ、空冷のライトR-2160エンジンを搭載することとした。このエンジンは開発中であり、出力は2,300馬力の高出力を計画し、正面面積を小さくする代わりに42気筒となっていた。
1942年9月に入り、アメリカ陸軍航空軍はXP-58を大口径機銃装備の迎撃機にすることとした。対爆撃機用の装備であり、機首に37mm機銃を装備している。R-2160エンジンは開発が思わしくないため、1943年2月にアリソンV-3420液冷エンジンを使用することに変更された。
XP-58が初飛行したのは1944年7月6日のことである。この時点で、対爆撃機用新型迎撃機の必要性は少なく、2機目の試作機の製作は中止された。1944年10月に陸軍航空軍へ納品されたが、その後の開発は中止された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「XP-58 (航空機)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.